マイクロチップの必要性
迷子対策にもなるマイクロチップ埋め込み
改正動物愛護法で義務付けられたマイクロチップ装着ですが...
” 飼い主を明確にして保護犬、猫を減らす為 ”
と言うのが目的となっています。
しかし飼い主が識別できることで、迷子で保護されたとき帰ってくる確率が上がると当院では考えています。各自治体の動物愛護センターにマイクロチップリーダーが設置されていますので個体識別情報が読み取り可能なのです。災害は突然起こります。ワンちゃん、ネコちゃんのお父さん、お母さんと離ればなれになってしまうかもしれません。また一緒に暮らせるための備えにもつながると思います。
マイクロチップのメリット、デメリット
メリット
- 迷子札や監察のように脱落が無い
- 半永久的に使用可能
- ペット保険の割引特約
迷子札や監察などはちぎれて脱落することがありますが、マイクロチップは一度埋め込むと体内から出ることもなく、半永久的に使用が可能です。
デメリット
- 獣医師しか埋め込めない
- 登録に手数料が必要
- 注射器の針が太いので嫌がる子も居る
医療行為なので獣医師にしか埋め込むことができず、それなりにお金がかかります。病院によって異なりますが数千円~1万円程度です。またAIPO(動物ID普及推進会議)のデータベースに登録しないと意味がなく、その手数料に千円が必要です。
マイクロチップの直径は約2㎜ありますので専用の注射器の針がかなり太いのです。嫌がる子も居ます。しかし一瞬の処置なので安心して下さい。
マイクロチップ装着促進活動補助金
残念ながら、(2019年6月24日現在)横須賀市は動物愛護管理法に基づく犬や猫の引取り業務などに取り組んでいるため対象外ですが神奈川県居住の方には助成金が出ます。
” 6ヶ月齢以上の飼い犬にマイクロチップを装着する際にその費用の一部(2,500円(上限))を補助します。” となっています。
詳しくは 飼い犬へのマイクロチップ装着促進活動補助金について を参照下さい。
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