犬の角膜傷に、わんこ用コンタクトレンズ装着!
わんこ用コンタクト
症状と検査
ある日、うちの子(元保護犬シーズ 推定15才の女の子)ココが目をショボショボ…
辛そうにしていました。
早速、検査してみると角膜に傷ができていました。
点眼薬で様子を観ていたのですが、なかなか改善しませんでした。
治療
従来の方法
こうした症状の場合、今までの方法は瞼(まぶた)を閉じたままにしておく瞬膜フラップと言う処置をするのが一般的でした。下瞼の内側にある瞬膜を上瞼の内側の結膜に縫い付け、瞬膜で眼球をすべて被せ、傷を覆うことで治癒が促がされます。
しかし、麻酔をかけて瞼を縫い合わせなくてはなりませんので、手術のストレスがあるかと思います。
ココにした処置
SEEDより販売されています犬用コンタクトレンズ わんタクト を装着することにしました。犬種ごとにカスタマイズされている優れものです。
少し目が開くようになりましたよ!
経過観察中ですが、暫く着けたままになりそうです。
シーズーやパグなど短頭種に多い角膜損傷の治療に期待されます。

冬もマダニ対策しましょう
マダニは、春~秋にかけての暖かい季節にピークを迎えますが、冬でも0ではありません。当院では、年間を通しての定期的なマダニ対策をおすすめしてます。